表参道とヨン様マンダリンオリエンタル東京

2006年02月14日

銀座南漢亭

南漢亭メニュー12







銀座の交詢社ビル4階にある<銀座南漢亭>に 韓国宮廷料理を食べに行って来ました。
ここは 焼肉や辛い料理に代表される従来の韓国料理のイメージをくつがえす、
滋味豊かで体に優しい宮廷料理を堪能できるお店です。
店内も黒を基調としたモダンなインテリアで 席の数もあまり多くなく、
スタッフの方も丁寧で、好感の持てる接客をしてくださいました。

テーブルセッテイング松の実のスープ飲み物







私たちは<雪>のコース(2200円)に 参鶏湯(サムゲタン)二人に1つ、九節板(クジョルパン)三人に一つを足して 一人4000円のコースにしていただきました。
テーブルのセッティングです。有田の焼き物を作るときに 砕いて粉にして混ぜる石を薄く切ったものをマットにして使っていました。 
松の実のおかゆです。おかゆというよりは濃い目のスープという感じでとろっとしてこくがありました。器はやはり有田だそうです。
手前の白いグラスは マッコリ です、後ろは マスカット、柚子のサワー(薄めにお願いできます)です。各735円だったような...マッコリなんてかわいい名前ですがお酒の得意な皆様は?大変おいしいといってコクコク飲んでいました。

前菜クジョルパンチヂミ







前菜三点はチャプチュ(春雨サラダのようなもの)7種の野菜が入っています。
ナムル、キムチです。キムチはにんにくが入っていなくて アミの塩辛をつかってこくを出しているそうです。でもお味はまさしくあのキムチでした。
次が クジョルパンという九節板です。八角形の器に にんじん、きゅうり、卵、お肉、しいたけなどが盛ってあり 真ん中にあるクレープ状の皮に包んで食べるという手巻き寿司のようなものです。色どりがとてもきれいでさくさく食べられます。私たちは皮をお代わりしてしまったほどです。
チヂミと上はクジョルパンを皮に盛ったところです。チヂミはとうもろこしの粉を使っているので 香りが香ばしくとてもおいしくいただきました。

サムゲタンビビンバデザートと柚子茶







参鶏湯(サムゲタン)黒い器に入って出てきますが スタッフの方が銘々によそって下さいます。寒い日には体が温まる家庭料理です。
ご飯は ビビンバ(白米と 赤米のようなもち米状の物の2種から選べます)、クッパ、ユッケジャンクッパ(クッパの辛い版)の3種から選べます。私はビビンバにしましたが、ここまでかなり食べているにもかかわらず油物がなかったせいか 大変おいしく完食しました。
最後のデザートは 何とかのゼリー(忘れました 知っている方、教えて〜)と
柚子茶です。ゆっくりと全3時間くらい(勿論おしゃべりも入れてです...)堪能させていただきました。お店の方 長居してごめんなさい。
でもお料理の説明も丁寧にしてくださったおかげで、ずいぶんと博識になり 気分はすっかり宮廷貴族のようでした。 野菜中心のお料理なので 見た目にもきれいで お味も上品で お勧めのお店です。

交詢社ビルは 上の階に行くエレベーターが バーニーズニューヨークの店内にあるので レストランに行くときも、バーニーズ内を楽しむことができます。 大満足なランチでした。


murakilf at 15:44│Comments(0) グルメ 

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