台湾旅行2日目 「 ザ・ラルー」 お部屋とお食事台湾旅行3日目、その2 「ザ・ラルー」 プール他

2007年10月08日

台湾旅行3日目、 集集観光 ( 長いです! )

台湾旅行3日目の今日は 台風一過の良いお天気になるかと思いきや
なんとなく はっきりしない曇り空の 朝でした。

でも墨絵のような朝の日月潭は 台湾らしいとても趣のある1枚の絵のように
雲の中に浮かんでいました。

夜明けの日月譚 2


朝食は 一度外に出て地下に降りていきますが そこが本館の7階になるという
構造の場所にある 「 オリエンタル ブラッスリー 」 で ビュッフェを
頂きました。

朝食果物パン






朝からスパークリングワインも…お粥のおかずお肉も…






サラダ点心 1点心 2







朝食は 和 洋 中 と何でも豊富にあり スパークリングワインも 
良く冷えて置いてありました。

おかゆの具もたくさんあり せいろには 湯気の上がった点心も 
用意されていました。

また オムレツを作ってくれるコーナーもあリ 私は フレンチトーストが
出来るか そこの料理人に問うてみましたが 私の英語の発音が悪いのか 
分かってくれなかったので その料理人は 英語を話せるスタッフを読んで
その人に 言うように示してくださいました。

フレンチトーストは お部屋で見たルームサービスの 朝食のページに
書いてあったので 当然お願いできると思っていたのですが その方も 
良く分からないようで 私が 
「 パンに 牛乳と卵とお砂糖を混ぜた液を浸し それを焼いて下さい 」 
と身振り手振りでお話して ようやく作り方は分かっていただけました。
でも それがフレンチトーストという名前だとは分かっていないようでした。

でも なぜそれが ルームサービスのページに書いてあったのでしょうね。


フレンチトースト


これが その わざわざ 作ってくださった フレンチトーストです。
上に何もかかってなかったので 蜂蜜かメイプルシロップをお願いしたら
たっぷりの蜂蜜をかけてくれて OK?と 聞いてくださいました。

その マネージャーさんらしきスタッフは とても満足そうに 笑顔で 
遠くから 「 食べる私 」 を ずっと見ていました。

今まで このホテルで フレンチトーストを頼んだゲストは 
ルームサービスを含めて 誰もいなかったのでしょうかねぇ〜
私は ただのわがままな客だったのでしょうかねぇ〜



さて 今日は この旅の最大の目的である 「 集集観光 」 の日です。
当初 集集観光は あらかじめ ホテルで用意してある 半日観光に
集集駅が組み込まれていたので そのコースをホテルに頼んで 
チャータータクシーで、ドライバーさんと4時間回る予定にしていました。

何度か ホテルの 予約スタッフの みかさん ( 台湾の方ですが 大学で
日本語を専攻したとのことで 綺麗な日本語を上手に使える22歳の女性 )
と メールで相談して そう決め 金額も3500元 ( 12500円 )
とのことで願いしたのですが 最後に その運転手さんは日本語が話せますか?
と聞いたところ 話せないとのお返事だったので (英語は話せるようですが )
それなら普通のタクシーを使って行って 後は 自力で 電車やバスを使って 
自由に回ろうということになりホテルの貸切タクシーを キャンセルしたのです。

以前 アンコールワットに行ったとき ホテル側から 観光時には リクエスト
したのではなくても、日本語のガイドさんを手配してくれたので 
今回も 当然日本語のしゃべれる運転手さんだと思ってしまったのです。

でも ここは アンコールワットのような国際的な観光地ではなく
近隣の人々の観光地なので ホテル側が 各国語をしゃべれる運転手さんを
確保しているということは ありえませんよね。
後から気づきました。 

ということで 出発前に この日は 地元のタクシーを 呼んでもらうことで
話が決着しました。



ホテル到着時に 集集線の時刻表と 帰りの水里から日月潭のバスの時刻表を
もらっていたので 時間の予定を立てて 望みました。

ドライバーさんは 挨拶程度の日本語が話せる地元のおじさん、って
感じの人で 車は 普通の バンでした。
これって ちょっと怪しいね、って 主人と話していたら
ナントその人は 私たちの雰囲気を察知したようで 名刺を出して
安心していいよ、 みたいな事を言っていました。 

ジャングルのような山の中を抜けて 30分くらいで 集集駅に到着しました。
代金は 事前の取り決めで 1000元 (3600円) でした。

集集駅 123







この集集駅は 日本統治時代に日本軍が建てた木造駅舎ですが 残念なことに 
台湾中部地震の中心地だったため 倒壊してしまったのを
その後 以前と同じような形で復元して 建て直したものです。

なんとなく懐かしい駅舎ですよね。
以前仕事でここを訪れ この建物が倒壊したのを 目の当たりにしていた主人は
余りに見事に 復元されている様を見て 本当に 感激していました。

駅前の自転車やさんで自転車を借りました集集駅前は以外と都会







運転手さんとはここでお別れして 私たちは 駅前にある自転車やさんで
自転車を借り 集集駅周辺を サイクリングして回ることにしました。

このあたりは地元の人々の 日帰り観光地として 休日などは大賑わいに
なるそうで 自転車やさんにも 沢山の自転車がありました。

私が1時間借りたいというと ここは1日貸しだとの事、 どうしよう〜 と
困っていたのですが 値段を聞くと 1日一人50元 2人で1日360円
だということなので 余りの安さに 1日の大人借り!となりました。

緑のトンネル緑溢れる道結構ジャングルです!







駅周辺は 想像していたより 随分都会で驚きましたが 一歩中に入ると
あたりは南国らしい趣で 緑溢れるミニジャングルが広がっていました。
サイクリング用の道路も整備されていて 走りやすく 緑の木が道路の両端に
植えてあり それが覆いかぶさって緑のトンネルのようになっている道が 
ここかしこにあって とてもな素敵サイクリングが出来ました。

10分くらい 緑の道を走っていくと オレンジ色のとても大きなお寺が
見えてきました。
地震で倒壊したままの姿を残している 「 武昌宮 」 です。
このお寺は その地震の悲惨さを多くの人々に伝えるために 崩れたままの
姿をとどめているとの事でした。

そのため ここは観光地にもなっていて 大型の観光バスも停っていましたし 
またお参りをする( 向かい側にお参りをするところが別に建ててあります )
地元の人々でも にぎわっていました。

かなり近くまで 建物のそばまで行けるので その悲惨さや地震の怖さが
ありありと 伝わってきましたが やはり ちょっと危ないですね。 

地震で倒れた武昌宮

123






地震が起きたのが 1999年9月21日
だったので ちょうど 8年前の
この時期だったことになります。


さて 1時間ほどのサイクリングを終えて 集集駅に戻りました。
もっとゆっくりしていたかったのですが 集集線は2時間に1本の運行なので
仕方ありません。 
自転車を返すと お店の人は ビックリして もういいの?
って感じで アイスキャンデーを くれました。

この辺りでは アイスキャンデーが 名物のようで 
(水力発電所があるので 水が いいのでしょうか? )
味の種類も7,8種類あって 私はパイナップル 主人は小豆を
選んで いただきました。

その頃には 観光客も 次第に多くなり 駅舎の前で写真を取ったり
駅の横にある 「 集集鉄路文物博物館 」 や 売店 喫茶店など
ずいぶんと にぎわってきていました。

駅前には 観光客がホーム駅舎






電車は2時間に1本です切符は硬券 15元、55円集集線です











10時41分の 電車で 隣の駅 「 水里 」 まで行きました。
この水里は 集集駅とともに 集集線の中での観光地になっていて
日月潭や その他の温泉地など 観光地へのバスが出ているのです。

車内仲良くなった地元の人々右側が石正雄さんです







駅で 電車を待っている間に いろいろと話かけてくださり
仲良くなった 地元の2夫婦の方たちです。

赤いTシャツの男性が 「 石正雄( せきまさお )」 さんで 
( 本来は 勿論、台湾読みの名前ですが 私達が日本人だと知って
わざわざ 「せきまさお」 です と 教えてくれました )
真ん中の写真のブルーの洋服の方が その奥様です。

2組のご夫妻は 私たちと同じくらいのお年で その頃は 日本風の名前を
つけるのが流行っていたのでしょうか? とても親切に ご自分の名前を
紙に書いて 私たちに 嬉しそうに説明してくれました。

皆さんとても親切で お互い片言の英語で 話をしましたが
同じ車両に座っている人に 日本語が話せる人がいないか 聞いてくれたり
これからどうするの? どこに泊まっているの? 
私たちは 阿里山から来ているのよ! などと お話してくださいました。

水里駅駅のホームから見た駅舎外から見上げた水里駅







楽しい車中の会話も 10分程で終わり 水里駅に到着です。

水力発電で有名な水里です

駅前 1駅前 2商店街







ピンクの趣のある駅舎の 水里駅です。
周りのジャングルに囲まれて建っているその様は いかにも 日本軍の統治時代を
髣髴とさせる感じで とても素敵でした。

私の中では 建造物としては イーグルスの 「 ホテルカリフォルニア 」 
のジャケット写真のホテルと同じくらいに 気に入りました。
( 以前ロスで その 「 ホテルカリフォルニア 」 を 見てきました )

ここから商店街が ずっと下に続いていて 商店街からは 見上げるように駅が
建っています。 7イレブンが ここにもありますね。
 
活気溢れるこの街は 昼間から 露天がたくさん出ていて 地元の人々の
暮らしぶりが 伺えました。

ここでは 昨日ホテルの 池畔茶館で お世話になったウエイトレスの方に
声をかけられビックリしました。
お休みだったのでしょうか? ご主人とお買い物中でした。

またコーヒーを飲もうと入ったスタンドでは お隣の方に話しかけられ
自分は 日本の立山の 「雪の大谷」 に行ったことがあるといっていました。

随分と 渋いところにいかれたのですね〜

台湾の方は皆さん好奇心旺盛のようで いろいろなところで話しかけられました。
この後バスに乗ったのですが 私たちが乗ろうとしていたバスが 違ったようで
すかさず 地元のおばさんが それはちがうよ! あっちのバスだよ!
って 教えてくれました。
どうして分かったのでしょうか?
主人が言うには さっき 私たちの持っていたバスの券を 覗きこんでいたよ、
との事で 本当に みなさんの親切のおかげで 無事 半日の観光を終え
日月潭行きのバスに 乗ることが出来ました。


グリーンのバスに乗って日月譚まで帰りました







この日の 集集観光の出費は 
行きのタクシー 1000元  3600円
集集線 15× 2= 30元  110円
自転車 50× 2= 100元 360円
コーヒー 30× 2= 60元 220円
バス  50× 2= 100元 360円

合計 1290元 4650円 でした。


地元の方とも触れ合えた 楽しい半日観光は 無事終わり
素敵な思い出がたくさん出来ました。

長々と 読んでいただき本当に ありがとうございました。


murakilf at 15:20│Comments(6) 台湾、ザ・ラルー、 リージェント 

この記事へのコメント

1. Posted by クレチャンのママ   2007年10月08日 17:33
毎回、楽しい旅行記を読ませていただいています。
さすが、旅行研究会だけあり、素晴らしい旅ができていますね。
フレンチトーストのお味は、いかがでしたか?
とても、甘そうにみえましたが、
ご好意もあるので、残さず食べれたのですか?
また、素敵な旅ご紹介ください。
2. Posted by 紀子   2007年10月08日 20:50
クレチャンのママさま

はじめまして!
今回の 長〜い旅行記読んでいただきましてありがとうございます。
私も後から考えて こんなに長い旅行記は
行くつもりがない限り 読まないよね〜と思って書いていました。
最近は記憶が薄れがちで 何がいくらだったとか
時間はどのくらいかかったとか 直ぐ忘れてしまうので
書きとめておくことにしています。
そのせいもあって かなり詳細になってしまいましたが
どなたかが いつか行かれる時の参考になればいいな〜と
思っています。
フレンチトーストは 蜂蜜のおかげで かなり甘かったのですが
遠くから ずっと 私の食べるのを見守っている
スタッフが居たので 何とか完食しました!
この後は 台北編がありますので 懲りずに
お時間と相談して また読んでくださいね。
これからも宜しくお願い致します。
3. Posted by cusco   2007年10月09日 09:06
こんにちは。
本当にいつもすてきな写真やコメントの旅行記
楽しみに読ませていただいています。
今回は台中と言うこともあり、じっくりと何度も読みました。
いつかは必ず訪れたい場所なので・・・
そう、ここは日本統治の場所だったんですね。
祖父の働いていた場所だったんだなぁと思うと
より一層その場所が身近に感じます。
また、紀子さまのお人柄なんでしょうね。
どこに行っても遭遇する素敵な出会いや事柄に
本当に不思議な魔力すら感じています。
まだ、続く台湾の話楽しみにしています。
4. Posted by 紀子   2007年10月09日 12:21
cusco様

いつも暖かいコメントありがとうございます。
cusco様の お父様は台中ご出身でしたよね。
おじいさま様が このあたりで お仕事をしていたのですね。
集集線沿線の街の発展は 日本軍のおかげだと思っている地元の方は 
とても多いようで 日本人に対してはすごく友好的ですよ!
そして 台湾の国民性が おおらかで好奇心旺盛なのでしょう。
パッケージツアーだったら このように 地元の方と
触れ合う機会は 余りないかもしれませんが
このあたりで フリーで 電車やバスに乗ったりすると 
やはり ちょっと 目に付くのかもしれませんね。
どうぞ cusuco様も お父様のルーツを たどってみる
素敵な旅を計画してくださいね。
5. Posted by クレちゃんのママ   2007年10月09日 15:51
最初の墨江のような写真幻想的で、好きです。
また、カレンダーに出されたら、絶対好評だと思います。
初投稿のお返事ありがとうございます。
はじめてのブログ参加なので、ドキドキしました。
自信がついて、また、書いてしまいました。
わたしは、12月に娘とハワイに、マイレージが貯まり、
2人で、行って来ます。
また、喧嘩しながらの旅行です。
学校を1日ズル休みをして、Aシーズンの格安で行きます。
また、旅の続編楽しみにしていますね。
6. Posted by 紀子   2007年10月09日 21:46
クレチャンのママさまへ

ドキドキだなんておっしゃらずに
これからも コメントよろしくお願いします。
さて 私はブログを始めてから 少しずつ写真を撮り始めましたが
皆様に見ていただいているということで
写真の楽しさが わかり始めている最近です。
今回の旅行は お天気が余り良くなかったので
会心の写真が撮れずに 残念でしたが
墨絵のような 写真もほめていただき うれしいです!

ハワイ! いいですね〜
実は 我家の次女も 今月の25日からハワイに行くんですよ〜
遅い夏休みだそうです。
今回は ワイキキビーチウオークが出来たとかで
楽しみにしているようです。
何か お得な情報があったら ゲットしてくるように
娘に言い聞かせておきますね。
お嬢様との 旅行は けんかしながらでも 気楽でいいですね。
また 楽しいお話聞かせてくださいね。
ありがとうございました。

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