谷川温泉 別邸仙寿庵
2007年01月17日
別邸仙寿庵 2日目
なんと 朝起きたら
外は 真っ白!
昨日の晩遅くから
雪が降っていたようで
あたりは 一面の
銀世界!!
当初の目的の 雪見温泉で のんびりするという 目的が 達せられました。
昨日までも そこそこ 雪はあったのですが それは 年末に降った雪が 残っている
という感じだったので やはり 新しい雪は ふわっとして とても きれいでした。
これぞ まさしく 雪見露天風呂でした。
だれも 入っていない 露天風呂を 独り占めで 楽しんできました。
朝食も 昨日の 個室で頂きました。
中庭に積もった たっぷりの雪を 見ながら 頂く お食事は 最高です。
みな食べ終わって 息子が たまたま サラダの白いお皿を 取ってみたら その下に
なんと 煮物が隠れていました! きっと 皆さん、気付かないのでは ないかしら?
これに 後は 焼き魚と ご飯 おわんが出ましたが 全体的に 何か インパクトに
かける 朝食でした。 なにか 名物の 中心となる物がほしかったです。
山形の 名月荘では 野菜のたっぷり入った ポトフのような スープが出ましたし、
伊豆の 望水でも 熱く焼いた 石を お味噌汁の中に ジュワ〜 と入れる浜っ子汁
があったし、長野の 明神舘では お食事の後 お席を テラスに替わっての
コーヒータイムがあったし…
なにか ちょっと 物足りない 朝食でした。 ( 夕食も そうでした )
といっても 私は朝は余り食べられないので 見た目が… と言うことになりますね。
でも 我家での朝食よりは はるかに豪華なので 男性人はもりもり食べていました!
今日も 谷川ボーイは またまた スノボーをしに 一人で 出かけました。
お宿の方に 水上駅まで 送っていただき そこから 昨日と同じ時間の バスに乗り
ロープウエイに乗って 行きましたが まれに 大雪のため ロープウエイが運休する
こともあるそうなので ちょっと心配でしたが 本人は 元気に 張り切って出かけて
ゆきました。
チェックアウトは 11時でしたが 私たちは 大雪のため 1時頃までゆっくりと
させて頂き ロビーでコーヒーを頂いたり 図書室に行ったり 中庭で写真を撮ったり
と 雪景色を堪能しました。
時間外に 帰る私たちを お宿の方は 快く 車で駅まで送ってくださり また
女性のスタッフの方も 雪の中 お外まで ずっと 見送ってくださいました。
仙寿庵の 見取り図です。 そして チェックアウトの
時に頂いたお年賀で、チョコレートとお猪口です。
猪の模様の入ったお宿オリジナルの物のようでした。
建物にかなり お金がかかっているので 宿泊費は それなりに高いものでしたが
スタッフの方も 気持ちの良い 接客を してくださり お食事の内容以外は
とても 堪能させていただきました。 でも お食事は 一番大切な要素ですよね。
若いスタッフの方が 頑張っているだけに 惜しい気がしました。
無事 スノボーを終えた息子と 駅前のレストランで 待ち合わせをして 6時頃
上野に到着しましたが 息子は 渋谷で 友人と 会うとのことで そのまま
フェードアウト〜 私たちには 息子の重い荷物だけが 残る始末でした。
「 高校生最後の、親子3人で行く雪見の温泉旅行 」 これって どうよ〜的な
( 息子に対して ) トホホ旅行でした。
19日の 金曜日から ベトナム〜カンボジア 4泊6日で 行ってきます。
私が このブログを更新すると ライブドアブログの 更新ページに 更新した
ブログが 時間順に 載るのですが そこで 同じような時間に 更新したほかの方の
ブログも 見ることが出来るのです。 そこで 青山の 旅行会社にお勤めしている
OLの方の ランチブログを 時々見ていたのですが なんと その方が 私達の
今回の 飛行機とカンボジアのホテルを 手配してくださった方だったのです!
なんという 偶然!
その方の お友達ブログを読んだ際に もしかしてと,思い その事を 旅行のメール
のやり取りの時に 聞いてみたら 青山ランチブログを書いているのは 私です! なんてお返事を頂き 本当にビックリしました! なんだか縁ってあるんですね。
ベトナムで 市内観光を問い合わせした 日本人の女性の方も ( 結局時間が合わずお願いしませんでしたが ) ライブドア ブログを やっている方でした。
ライブドアブログは 私の周りでは 全然 やっている方がいないと思っていましたが
こんなところで お二人にも お知り合いになれて ビックリしています。
ホテルと 飛行機だけの予約の 自由旅行で 現地では 個人で行動しなくては
ならないので ちょっと 不安ですが それを含めて いつものように 楽しんで
来るつもりです。 では 行ってきます。
murakilf at 17:35|Permalink│Comments(2)│
2007年01月14日
別邸仙寿庵 夕食
夕食は 各お部屋ごとの 個室でいただきます。
雪の中庭に面した 10畳ほどのお部屋で 一人ずつの お膳が用意されていました。
お品書きと 前菜です。
ずわい蟹や 鮑 白子などが キレイに盛られていますが どれも ほんの一口です!
夕食は 以上の ラインナップでした。
2本あるスパークリングワインは チェックインのときに書いた お宿帳に
誕生日を書く欄があり たまたま 2日前が 私のお誕生日だったので
お宿からの プレゼントで出して頂いたものです。
甘くて 美味しかったのですが 一人で1本飲んだせいか( もちろん小瓶ですが
この他に 生ビールも頂いたので、 でも酔ってはいなかったのですが? )
食事中に とても眠くなり 体を 背もたれに預けるほどに なってしまい
ほとんど後半は 目をつぶって 食べる羽目に なってしまいました。
( この状態が 酔っているというのでしょうか? )
主人は 呆れ顔で 息子は 軽蔑顔で 私を見ていて 本当に トホホな夕食でした。
せっかく お祝いで 出して頂いたのに こんな ていたらく お宿の方
本当に すみませんでした。
( 隣のお部屋でも バースディソングが流れていました。 どうやら お子様
が お誕生日のようで お宿からの プレゼントは ケーキのようでした。 )
最近 息子と旅行に行くときは 必ず 牛肉があるかどうか が お宿を選ぶ
基準になっています。
やはり お魚や 山の幸だけでは 若い人は物足りないようなので お宿に確認
しています。 ここでも 増田牛と 言うものが出て とてもやわらかくて
美味しかったのですが 何せ 量が 少なめで ( 2切れ! ) 息子には
ちょっと 物足りなかったようです。
箱根や 伊豆などでは 若い人が 多いのでしょうか、最近は かなり お肉を
出すところも増え 量もそれなりに 満足することが 多いのですが
この辺りでは まだ まだ 若い人向けのラインナップには なっていないよう
ですね。 それがちょっと 残念でした。
この後 お部屋に帰ると お夜食の チマキが用意してありました。
これは ウォーマーのようなものが用意されていて 数分 温めて 頂くように
なっているのですが その数分も タイマーがセットしてあって ただボタンを
押せばよいようになっていて 随分と 親切になっていました。
やはり チマキは 温かいほうが 美味しいですからね。
夕食が物足りないといって 売店で お菓子を買った息子も このチマキで
少しは 満たされたようでした。
寝具は 枕は 8種類 敷布団は 4種類の
組み合わせから選べるようになっていて
これはとてもありがたかったです。
というのも 私は 今 テンピュールの枕を
使っていて これが大変寝心地が良いものなので、 旅行に行くと いつも枕に
不満が残る私ですが テンピュールの枕があったおかげで この日もぐっすりと
眠ることが出来ました。
明日も スノボーに行くといっている 谷川ボーイは 疲れた足を 癒すため
何度か 温泉を 往復しておりました。
主人は 相変わらず いつものように早々と 白川夜船の世界に 突入していました。
( 白川夜船とは ぐっすり寝込んでいて 何が起こったか 全く知らない
という意味ですが 由来は 京都を見物した振りをする人に 白川(京都の地名)
のことを尋ねたら 川の名前だと勘違いして、夜に船で通ったから 知らないと
答えたという、との事です。
私も この由来は 初めて知りました。 豆知識です〜 )
この頃 ようやく 睡魔からさめた私は 家から持参した 美顔パックシートを
貼り のんびりと ハーブティを 口にしながら 夜は更けていきました。
murakilf at 15:39|Permalink│Comments(2)│
2007年01月10日
別邸 仙寿庵 館内編
到着してからは まず 雪景色の見えるロビーで 選べるウエルカムドリンクと
( 珈琲、一口ビール、ホットワイン、ゆず密ドリンク など 数種類から )
練乳アロエぜりー? のようなものを いただきました。
その後 お部屋で お茶と 甘味で もてなされ、 お風呂に入って一息ついた
私たちは 館内の 散策に出かけました。
もう 夕方になっていましたので 写真は 少し暗いのですが お宿の入口の
枝折り戸と 玄関です。 お正月の飾りが 雪によくあっていました。
そして この3枚の写真は お庭の隅にある 図書室です。
最近は 別棟で このような 図書室を持っているお宿が 多いですよね。
室内は 三面の壁にガラスを使い 大変明るく また 暖炉には薪がくべられ
暖かみのある 素朴なしつらえになっていました。
大量の本とともに おみかんと お茶のセットがあり 絵葉書なども 自由に
書けるよう セットしてありました。
また そこには 宿泊者の方が 感想を書く 和紙綴りのノートと 筆ペンが
置いてあり 皆さん 驚くほど上手な字で 感想を 書いていました。
やはり 筆自慢の方が 多いのでしょうか?
主人も 私から見ると たいそう 達筆なので 早速 書くように 強要しました
が なんだか 緊張して うまくかけなかったと、嘆いておりました。
次は お風呂です。 男女各、室内風呂と露天風呂があり 男女は 時間で交代に
なるので 全18室の割には 大きな湯船に2箇所も入れとてものんびりと出来ました。
洗面所にも タオル、各種化粧品など すべて用意されていたので いつでも手ぶらで入れて 大変便利でした。
露天風呂の周りは 谷川と 向かいの山なので 気持ちよく 入れるのですが
何しろ 各お部屋に 露天風呂があるせいなのか 大浴場では あまり他の
お客さんと会うことがなく 夜などは 一人ぼっちだったので とても怖くなり
のんびりどころか さっさと 焦って 出てきてしまいました。
特に 途中で 誰かが入って 来た時など その人が悪者だったら どうしよう、
こちらは全裸なので どこから どうやって 逃げようか この裸、どうして隠そうか
そんなこと考えていたら 一層怖くなり びくびくものでした。
それが 小さな お宿に泊まったときの 贅沢な 悩みどころですよね。
お食事処は 中庭に面して 全て 個室になっていて
二人の場合は いす席も選べるようでした。
その入口は 竹の切り口の中に ろうそくを ともして
幻想的な 幽玄美を 演出していました。
夜の回廊は 明かりが効果的に使われていて やはり 幻想感も バッチリで
異空間に迷い込んだようでした。
その頃には 息子も スキー場から 帰ってきたので ( 何せ 4時間強も
滑ってきたので だいぶ 上達したと ご機嫌でした ) 急いで お風呂に
入らせ 3人で 夕食へと向かいました。
( 珈琲、一口ビール、ホットワイン、ゆず密ドリンク など 数種類から )
練乳アロエぜりー? のようなものを いただきました。
その後 お部屋で お茶と 甘味で もてなされ、 お風呂に入って一息ついた
私たちは 館内の 散策に出かけました。
もう 夕方になっていましたので 写真は 少し暗いのですが お宿の入口の
枝折り戸と 玄関です。 お正月の飾りが 雪によくあっていました。
そして この3枚の写真は お庭の隅にある 図書室です。
最近は 別棟で このような 図書室を持っているお宿が 多いですよね。
室内は 三面の壁にガラスを使い 大変明るく また 暖炉には薪がくべられ
暖かみのある 素朴なしつらえになっていました。
大量の本とともに おみかんと お茶のセットがあり 絵葉書なども 自由に
書けるよう セットしてありました。
また そこには 宿泊者の方が 感想を書く 和紙綴りのノートと 筆ペンが
置いてあり 皆さん 驚くほど上手な字で 感想を 書いていました。
やはり 筆自慢の方が 多いのでしょうか?
主人も 私から見ると たいそう 達筆なので 早速 書くように 強要しました
が なんだか 緊張して うまくかけなかったと、嘆いておりました。
次は お風呂です。 男女各、室内風呂と露天風呂があり 男女は 時間で交代に
なるので 全18室の割には 大きな湯船に2箇所も入れとてものんびりと出来ました。
洗面所にも タオル、各種化粧品など すべて用意されていたので いつでも手ぶらで入れて 大変便利でした。
露天風呂の周りは 谷川と 向かいの山なので 気持ちよく 入れるのですが
何しろ 各お部屋に 露天風呂があるせいなのか 大浴場では あまり他の
お客さんと会うことがなく 夜などは 一人ぼっちだったので とても怖くなり
のんびりどころか さっさと 焦って 出てきてしまいました。
特に 途中で 誰かが入って 来た時など その人が悪者だったら どうしよう、
こちらは全裸なので どこから どうやって 逃げようか この裸、どうして隠そうか
そんなこと考えていたら 一層怖くなり びくびくものでした。
それが 小さな お宿に泊まったときの 贅沢な 悩みどころですよね。
お食事処は 中庭に面して 全て 個室になっていて
二人の場合は いす席も選べるようでした。
その入口は 竹の切り口の中に ろうそくを ともして
幻想的な 幽玄美を 演出していました。
夜の回廊は 明かりが効果的に使われていて やはり 幻想感も バッチリで
異空間に迷い込んだようでした。
その頃には 息子も スキー場から 帰ってきたので ( 何せ 4時間強も
滑ってきたので だいぶ 上達したと ご機嫌でした ) 急いで お風呂に
入らせ 3人で 夕食へと向かいました。
murakilf at 14:21|Permalink│Comments(2)│
2007年01月08日
谷川温泉 別邸仙寿庵の旅
1月5日から 1泊で 水上の奥にある 谷川温泉に 行ってきました。
息子が スノボーをしたいというので 朝早く 7時20分発の 「 水上1号 」
に 乗るため 家を 6時過ぎに出たので 久しぶりに 5時起床を 体験しました。
この 「 水上1号 」 は列車の行き先が 途中で別れ 水上行きと 草津行きに
なるので 電光掲示板には その二つが ( 水上1号、草津1号 ) 交互に
表示されるので 以前 草津方面に行った時に 上野駅で迷った記憶があります。
この日は 朝からとてもいいお天気の スキー日和でしたので スキーをしない
私達も 水上から バスで 谷川岳ロープウエイの 乗り場に行き 最新鋭の
ロープウエイで 10分間の 空中散歩を 楽しみました。
冬の谷川岳は 2005年の秋に 新しいロープウエイが導入され ハイヒールでも
行けると 宣伝されているせいで かなりのお年寄りも 皆さんロープウエイに乗って
いました。 終点の 天神平では スキーやスノボーを楽しむ人、 私達のように
雪を眺める人、 と様々で レストハウスもあるので 私と主人は 雪山を鑑賞
しながら 昼食をとり 何十年ぶりの 雪山を 楽しみました。
息子は 一人で スノボーの練習をする との事でしたので ( 年末に 友人達
と スノボーに行ったのですが 雪が余りなかった上に 雨で 殆ど 楽しむこと
は出来なかったので もっと練習したいという理由で ) 私達とは 別行動
になりました。 ( 次の日も そうでした。 高い旅行代金を 私達が 払った
上での別行動とは… まるで 若い女性の ご機嫌をとるために エルメスを
買ってあげている 中年オヤジのような 気持ちがいたしました、 トホホ… )
写真は レストハウスの前の 私ですが はいている 長靴は ( そこには
ソフトブーツと書いてありましたが? ) スキーをしない人のために ゲレンデへの
出入り口に 各サイズ毎に 長靴がたくさん置いてあって 足元を気にせず
自由に 雪山を 楽しめるように なっているのです。
おまけに ウエアから スキー用具まで 全ての 貸し出しが 1時間1500円であり
手ぶらで ちょこっと スキーなどを 楽しめるようになっていました。
こうした取り組みは もっと 知らせると良いですよね。
とにかく 普通の旅行者が 手軽に 雪山を楽しめるようになっていて 感激しました。
その後 向かったお宿は 水上駅から 送迎車で 5分の 「 別邸 仙寿庵 」です。
近くにある 「 旅館 たにがわ 」 の 経営ということで 「 たにがわ 」
より こじんまりとした 全18室の 全室客室露天風呂つきのお宿です。
今流行の 露天風呂つきのお部屋を 今から 10年ほど前に作ったということは
ずいぶんと 先見の明が あったものです。
上の 3枚の写真は ( 羽深さんという方の デザイン設計で ) この作品で
いろいろな賞を とったという 有名な 回廊です。
まるで イタリアの 遺跡を思わせる 造りで、 天井までの全面ガラスの長い廊下が
ロビーと お部屋の棟を 結んでいます。
羽深さんは ここのほかにも いくつか 旅館のデザインを 手がけていて 磐梯熱海
温泉の「 四季彩一力 」 や松本の「 貴祥庵 」 なども 美術館のような
雰囲気です。
以前 JRの 「 のんびり小町 」 で 「 四季彩一力 」 に 私と娘、母の
女4人で 行ったことがあり とてもステキな建物の お宿だったので それで
羽深さんのことを 知りました。
今回も 10年も経ったとは 思えないほど 斬新な デザインで すっきりと 和風に
まとめられていました。 以下は お部屋 「 淡雪 」 の 様子です。
お部屋は 12・5畳の和室と 4畳の板の間です。
入り口には 3畳くらいの踏み込みもあったので
スタンダードな客室でしたがかなり広々と感じました。
写真でわかるように お部屋の壁側の障子を空けると 外には 露天風呂があり
24時間かけ流しの温泉が なみなみと 注がれていました。
ちなみに お風呂への 出入りは 洗面所からで この 和室のガラス窓からは
出入りが出来ません。
トイレは なんと2つあり また水屋も 使いやすくレイアウトしてありました。
洗面所は 2ボールで、化粧品は フランスの DECLEOR が 男女それぞれに
用意されていました。 ( これは 私得意の お持ち帰りは出来ないようでした)
お部屋は 最上階の3階だったので 谷川岳も良く見えて 真っ青な空と 暮に降って
雪化粧された山々と 眼下に見える 谷川が すがすがしく 広がっていました。
一人でのんびりと お風呂を楽しんだ後は 火照った体に DECLEORを この時と
ばかり たっぷりと 塗りこんだ 私でした。
つぎは 館内の様子と お食事編です。
息子が スノボーをしたいというので 朝早く 7時20分発の 「 水上1号 」
に 乗るため 家を 6時過ぎに出たので 久しぶりに 5時起床を 体験しました。
この 「 水上1号 」 は列車の行き先が 途中で別れ 水上行きと 草津行きに
なるので 電光掲示板には その二つが ( 水上1号、草津1号 ) 交互に
表示されるので 以前 草津方面に行った時に 上野駅で迷った記憶があります。
この日は 朝からとてもいいお天気の スキー日和でしたので スキーをしない
私達も 水上から バスで 谷川岳ロープウエイの 乗り場に行き 最新鋭の
ロープウエイで 10分間の 空中散歩を 楽しみました。
冬の谷川岳は 2005年の秋に 新しいロープウエイが導入され ハイヒールでも
行けると 宣伝されているせいで かなりのお年寄りも 皆さんロープウエイに乗って
いました。 終点の 天神平では スキーやスノボーを楽しむ人、 私達のように
雪を眺める人、 と様々で レストハウスもあるので 私と主人は 雪山を鑑賞
しながら 昼食をとり 何十年ぶりの 雪山を 楽しみました。
息子は 一人で スノボーの練習をする との事でしたので ( 年末に 友人達
と スノボーに行ったのですが 雪が余りなかった上に 雨で 殆ど 楽しむこと
は出来なかったので もっと練習したいという理由で ) 私達とは 別行動
になりました。 ( 次の日も そうでした。 高い旅行代金を 私達が 払った
上での別行動とは… まるで 若い女性の ご機嫌をとるために エルメスを
買ってあげている 中年オヤジのような 気持ちがいたしました、 トホホ… )
写真は レストハウスの前の 私ですが はいている 長靴は ( そこには
ソフトブーツと書いてありましたが? ) スキーをしない人のために ゲレンデへの
出入り口に 各サイズ毎に 長靴がたくさん置いてあって 足元を気にせず
自由に 雪山を 楽しめるように なっているのです。
おまけに ウエアから スキー用具まで 全ての 貸し出しが 1時間1500円であり
手ぶらで ちょこっと スキーなどを 楽しめるようになっていました。
こうした取り組みは もっと 知らせると良いですよね。
とにかく 普通の旅行者が 手軽に 雪山を楽しめるようになっていて 感激しました。
その後 向かったお宿は 水上駅から 送迎車で 5分の 「 別邸 仙寿庵 」です。
近くにある 「 旅館 たにがわ 」 の 経営ということで 「 たにがわ 」
より こじんまりとした 全18室の 全室客室露天風呂つきのお宿です。
今流行の 露天風呂つきのお部屋を 今から 10年ほど前に作ったということは
ずいぶんと 先見の明が あったものです。
上の 3枚の写真は ( 羽深さんという方の デザイン設計で ) この作品で
いろいろな賞を とったという 有名な 回廊です。
まるで イタリアの 遺跡を思わせる 造りで、 天井までの全面ガラスの長い廊下が
ロビーと お部屋の棟を 結んでいます。
羽深さんは ここのほかにも いくつか 旅館のデザインを 手がけていて 磐梯熱海
温泉の「 四季彩一力 」 や松本の「 貴祥庵 」 なども 美術館のような
雰囲気です。
以前 JRの 「 のんびり小町 」 で 「 四季彩一力 」 に 私と娘、母の
女4人で 行ったことがあり とてもステキな建物の お宿だったので それで
羽深さんのことを 知りました。
今回も 10年も経ったとは 思えないほど 斬新な デザインで すっきりと 和風に
まとめられていました。 以下は お部屋 「 淡雪 」 の 様子です。
お部屋は 12・5畳の和室と 4畳の板の間です。
入り口には 3畳くらいの踏み込みもあったので
スタンダードな客室でしたがかなり広々と感じました。
写真でわかるように お部屋の壁側の障子を空けると 外には 露天風呂があり
24時間かけ流しの温泉が なみなみと 注がれていました。
ちなみに お風呂への 出入りは 洗面所からで この 和室のガラス窓からは
出入りが出来ません。
トイレは なんと2つあり また水屋も 使いやすくレイアウトしてありました。
洗面所は 2ボールで、化粧品は フランスの DECLEOR が 男女それぞれに
用意されていました。 ( これは 私得意の お持ち帰りは出来ないようでした)
お部屋は 最上階の3階だったので 谷川岳も良く見えて 真っ青な空と 暮に降って
雪化粧された山々と 眼下に見える 谷川が すがすがしく 広がっていました。
一人でのんびりと お風呂を楽しんだ後は 火照った体に DECLEORを この時と
ばかり たっぷりと 塗りこんだ 私でした。
つぎは 館内の様子と お食事編です。
murakilf at 22:37|Permalink│Comments(0)│